今回、お話を伺ったのは、現在外来で新人教育を受けているこの3人です。
・理学療法士 伊藤里紗(出身校:大阪河崎リハビリテーション大学)
・理学療法士 末石沙希(出身校:大阪医専)
・作業療法士 舩井洸希(出身校:大阪河崎リハビリテーション大学)
Q.
入職してからの新人教育はどうですか?
A.
(伊藤)現場での研修が1週間で終わり、そのあとはもう一人で患者さんのリハビリを、というのをよく聞くのですが、ここは1カ月ぐらい単位を取らずに一緒に先輩についたり、研修を受けたりするのでいい環境です。
Q.
今は、単位を取り始めていると思いますが、一人で患者さんにリハビリを提供するのはどうですか?
A.
(末石)怖いです(笑)。ただ、どこを改善したらいいかということなど、先輩にフィードバックをしてもらったり、相談しやすい雰囲気でアドバイスももらえるので安心できます。
(伊藤)先輩の横で初めてリハビリをした時は、必死すぎて何も話せずに患者さんにも緊張が伝わってしまったと思います。少し会話も交えながらできればと思います。
Q.
4月になって、何か変わりましたか?
A.
(末石)早寝早起きするようになりました!
(舩井)僕も早寝早起きするようになりました。そのおかげで、体調がすごくいいです!
Q.
学生のときと、4月働いてからの心境の違いはありますか?
A.
(舩井)学生の時はお金を払って学校へ通っている立場でしたが、社会人になり免許を取ったということで、「責任」というものがあるということを身にしみて感じています。お金をもらって働いているという自覚がとても芽生えました。
Q.
患者さんとはどんなお話をしますか?
A.
(伊藤)私は京都出身なのですが、泉州の方はとてもフレンドリーだなと感じます。患者さんの方から「どこから来たの?」とか声をかけてくれるので緊張が解けます。
Q.
休日は何をしていますか?
A.
(舩井)コロナの影響で外に出られないので、ゴールデンウィークにAmazonプライムで、スラムダンクの101エピソードすべて見切りました。
(末石)最近はマスクを作ったり、ヨガを始めました。ヨガで太りにくくなりました!
(伊藤)引っ越ししたてなので、まだ家具とかがそろっていないので、いろんなものを注文して組み立てています。
Q.
お昼ご飯はおいしいですか?
A.
(全員)大満足です!ほかの病院の食事も食べたこともありますが、よそと比べてもおいしいし200円で食べれるのでありがたいです。お弁当を作らなくてもいいので。
(末石)最近ではあんかけがかかった豆腐ハンバーグがおいしかったです。
Q.
今一番、何が大変ですか?
A.
(伊藤)いざ、自分の患者さんのリハビリの5分前になると、緊張がすごいです。
(舩井)帰り道が眠いです…
Q.
初任給で何か買いましたか?
A.
(末石)財布を買いました!それと、コロナが落ち着いたら家族と焼き肉に行く予定です!
(伊藤)自分用のベッドとマットレスを買いました。あと実家に、マッサージ機を買いました!
(舩井)母の日にビールのケースをお母さんにあげました!
Q.
今は外来にいますが、入院患者さんも見たいですか?
A.
(舩井)入院患者さんも見たいです。ただ、性格的に一つのことに集中するタイプなので、手や脳外などいろんなことを見たりするとなると、今でも結構いっぱいいっぱいなので、徐々に習得していきたいです。コロナの影響でまずは外来でしばらく、ということなので、外来に集中できて良かったなとも思います。
Q.
先輩に教えてもらう中で、工夫していることはありますか?
A.
(末石)お昼からの時間で、朝見た患者さんのことをフィードバックしてもらって、そのメモを取っています。そして家に帰ってから、ノートに書き直して整理して、自分でかみ砕いて理解するようにしています。
(伊藤)フィードバックの時に「もう少し体を近くにした方がいいよ」といわれることがあるのですが、その時に先輩にお手数をおかけするのですが、「自分にやってみてもらえますか」とお願いしています。
Q.
佐野記念病院で働こうと決めた理由は何ですか?
A.
(伊藤)見学会の時に、とても仲のよさそうな職場だなと思ったこと。あと、今年の新入職員セラピストも9人中7人が女性なのですが、女性PTの割合が高く半分近くを占めるので、女性としては働きやすそうでいいなと思いました。
Q.
就職活動中のみなさんにアドバイスがあれば。
A.
(末石)新型コロナで外になかなか出られないからこそ、今のうちに勉強しておくべきだと思います。
(舩井)就職活動もできない状況だと思うので、就職先を今のうちに調べておいた方がいいと思います。