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今年の新人インタビュー その②

  • 2020.6.11 リハビリテーション部

    今回、お話を伺ったのは、現在入院患者さんを担当しているこの3人です。

    ・理学療法士 武田優美香(出身校:近畿リハビリテーション学院)

    ・理学療法士 小原玲実(出身校:藍野大学)

    ・作業療法士 奥田愛世(出身校:大阪河崎リハビリテーション大学)

     

    Q.

    4月の新人教育はどうでしたか?

    A.

    (小原)結構たっぷり研修をやってくれるなと思いました。ほかの病院では友達から1~2週目から担当を持っているという話も聞いたので。

     

    Q.

    患者さんの担当が始まって、リハビリをする怖さはありますか?

    A.

    (武田)新人研修が終わり、GW明けぐらいから単位を取り始めました。初めて新患を担当したのが5月の末頃でしたが、術後すぐの患者さんのリハビリは、痛みや傷など大丈夫かなと思いながらこわごわリハビリをしています。最近は少しずつ慣れてきました。

     

    Q.

    今はどんな患者さんを診ていますか?

    A.

    (奥田)OTでは、圧迫骨折、頸部骨折、橈骨遠位端骨折の患者さんを診ています。脳外の患者さんは今は見学のみしています。

    (小原)PTは主に、転子間骨折とTKAの患者さんを診ています。

     

    Q.

    好きな分野はありますか?

    A.

    (武田)今はまだありませんが、これからいろいろ経験してみたいです。

    (奥田)手の外科と脳外に興味あります。

    (小原)私は運動器が気になります。

     

    Q.

    1日のスケジュールは?

    A.

    (武田)まず、朝来てその日の患者さんの情報収集をしています。その後、朝礼があります。そこから、担当患者さんの治療に行ったり、先輩の見学についていっています。カルテは患者さんとリハビリの合間や夕方に記載をしています。翌日が休みの時は、帰り際に、次の日の代わりのセラピストさんへの申し送りカードを作ったりします。

    (小原)今、担当患者さんは2~3人で、代わりも合わせて1日10単位前後のリハビリを実施しています。

    (奥田)OTは、夕方に集団リハを行っているので、それにも参加します。

     

    Q.

    今は楽しいですか?

    A.

    (武田)新しい業務も日々出てきて毎日充実しているので、緊張もありながらも楽しいです。

     

    Q.

    勉強などで工夫していることはありますか?

    A.

    (小原)治療しててわからなかったことや、先輩に聞かれて答えられなかったことは自分で調べたりしています。

    (奥田)メモはしっかり取るようにしていて、レポートに書き直すようにしています。

    (武田)自分で聞きに行くようにしていて、そうするとしっかりたくさん教えてくれます。

     

    Q.

    学生の時との違いはありますか?

    A.

    (武田)患者さんとの信頼関係が必要だと考えるようになり、学生の時と比べて「責任」を特に感じるようになりました。

    (奥田)朝起きたら毎日ドキドキします。今日一日、うまくいくかな、って思います。新患の担当を初めて持った一週間前がドキドキのピークでした。

    (小原)私は、学生の時の勉強や国家試験のプレッシャーが大きかったので、今の方が気持ちは楽かなと思います。

     

    Q.

    今の学生さんに、メッセージがあれば。

    A.

    (奥田)去年のこの時期は実習に行っていたのですが、実習施設でやった検査や持っていた疾患を全部覚えて置いたら、あとから勉強が楽になると思います。

    (小原)実習の時に覚えた基礎や検査は絶対忘れないし、それが国家試験にも出るので、しっかりと振り返って勉強した方が効率的だと思います。

    (武田)1年2年で習う基礎的なことを覚えていないと行き詰まってしまうことがあるので、今のうちにしっかりと学習しておいた方がいいと思います。

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