現在、大学や専門学校で学ばれている卒業学年の皆様に、少しでも働くイメージを持っていただけるよう、2021年4月に入職された新卒セラピストの方のインタビューを行いました。
第2弾は2名の方のインタビューをご紹介します。
作業療法士 石田 亮太
出身校:大阪医療福祉専門学校
学生の時期と就職してからの違いはありますか?
学生の時と比べて生活習慣がよくなりました。
患者さんの担当を日中していて集中するので、帰ったら疲れている日もありますが、仕事は楽しくできています。
先輩とのコミュニケーションや治療のことについては話していますか?
OT部門はユニット制度がなく全体が一つのチームなので、すべての先輩に声をかけることができ、とても話しやすい雰囲気です。
それぞれみなさん得意分野があるので、それに合わせて聞く人も考えながら質問しています。
当院のリハビリテーション部の特色は?
新人研修がとても手厚いと思います。
疾患別のマニュアルやスライドでの研修資料があるので、リハビリの進め方を悩んだときはまずそれを見返して学ぶことができるのでありがたいです。それでもわからない時は、先輩に聞けば優しく教えてくれます。
別の病院で働く友人は既に6人担当持って1日16単位を取っていると聞いたが、僕たちは5月末時点で1人担当を持っているか持っていないかで、焦りもなくとても安心感を持ちながら働けています。
どんなセラピストになりたい?
患者さんの反応は様々なので、先輩に「なぜその患者さんはその反応を取ったのか」を考えてみてと言われました。患者さんにとっては、僕も生活環境の一部になるので、しっかりと患者さんを見てどのような対応を取るのがいいか、どのようなリハビリをすればいいかをよく考えられるセラピストになりたいです。
休日は何していますか?
家で友達とビデオ通話しながら、競馬を観戦しています。楽器も趣味なので、触ったりしています。
後輩にアドバイスするとしたら?
実際に入職してからしかわからないことが多いので、行きたい病院に先輩がいれば、実際どうなのかというのは聞いておいた方がいいと思います。
理学療法士 面家 佳奈
出身校:大阪河崎リハビリテーション大学
学生の時期と就職してからの違いはありますか?
コロナウイルスの事はとても考えるようになり、もしコロナにかかってしまったら、患者さんにも迷惑が掛かってしまうし、自分も遅れを取ってしまうので、学生の時よりいろんなことに注意しながら生活しています。
当院のリハビリテーション部の特色は?
他の病院に入職した友人からは、仮免許が届いた時点で、一人でリハビリをしてくださいと言われたという話も聞きましたが、ここはいきなり一人でというのはなく先輩がある程度までついてくれて、その時に質問もしやすいです。
日々その日に教えてもらったことは、その日中にもう一度見返して振り返るようにしています。
今年から新人研修の座学のボリュームをかなり増やしてくれたみたいです。
先輩とのコミュニケーションや治療のことについては話していますか?
教育体制がユニット制(チーム制)になっているのですが、ユニットの先輩であってもそうでなくても、わからないことがあれば積極的に質問させてもらっています。
どんなセラピストになりたい?
入院リハであれば毎日その患者さんを見ることができますが、外来通院になれば診る頻度は減るので、その時にしっかり「評価」をきちんとでき、その時のその人に合った治療を提供できるようになりたいです。
患者さんも毎日毎日ステップアップしているので、それに合わせて治療を変えていかなければならないと思います。
休日は何していますか?
寝るのが好きなので、しっかりと睡眠をとっています。そのリフレッシュした頭で、勉強もして、またしっかりと寝ます。
後輩にアドバイスするとしたら?
睡眠時間を削って勉強するのはお勧めしません。
眠い中なのでなかなか頭に入らないので…