福祉の方に1年間関わることができたことは、病院に戻ってきてからのリハビリの考え方にとてもいい影響を与えています
自宅は京都なのですが大学進学で南大阪に引っ越ししてきました。この病院を選んだのは、大学の先生からのおススメで見学に来た際に雰囲気がすごくよかったのと、女性スタッフがすごく多かったこと、大学からこちらに就職している人が多く安心感があったためこちらに入職しました。今5年目なのですが同期とはとても仲良く、困ったことがあったら助けてもらったりプライベートでも出かけたりしています。
1年目から、外来リハ、入院回復期、老人保健施設を経験し、現在再び外来担当として働いています。グループ内でいろいろな分野の経験ができるのが栄公会の魅力で、福祉の方に1年間関わることができたことは、病院に戻ってきてからのリハビリの考え方にとてもいい影響を与えています。
今は外来担当ですが、術後の通院患者さんの評価を担当として行っています。また後輩がたくさん入ってきたので後輩指導もしています。後輩からも見習うこともあっていいとても環境だと思います。
1、2年目の頃は患者さんの訓練に必死で余裕もなかったのですが、今は患者さんがご自宅に戻ってからの生活スタイルや趣味を聞き取りながらそれに合わせたリハビリを考えながら訓練ができるようになり楽しさが増しています。
老健で担当した方が診察の帰りにリハ室まで来て下さって『先生~げんきやでぇ』など手をふって報告をくれたりするととてもうれしいです。少し難渋しそうな人も任せてもらえるようになってきており、スキルアップやモチベーションアップにも繋がっています。
そして現在は仕事の一方、働きながら母校の大学院に通っています。大学の時からお世話になっていた先生のお手伝いでいろいろな地域の講演会に行ったりしていて、母校に大学院ができることになり声をかけて頂き受けてみることになりました。
大学の時よりももっと興味のあることを踏み込んだ内容で学べたり、地域の企業に行って測定会などをしたりしています。すぐにではないけれど修士課程修了すると教職にもなれると聞いたので、大学に入るときに理学療法士になるか教職を学ぶか悩んでいたので両方叶うかも…と、人生トータルの中で今できることを考えながら過ごしています。大学院に行くことで勤務の希望も少しお願いする事もありますが、職場では反対されることなく『頑張ってきてね』という風に後押ししてもらえています。
リハビリテーション部理学療法士 伊藤さん