先輩インタビュー

出来る限りいただいた頂いた知識や技術を後輩や患者様に還元したいと思っています

母親が介護施設で働いている繋がりで、施設で過ごされている方や障害を持つ方と交流する機会が多く、その場面に理学療法士や作業療法士の方にたびたびお会いすることがありました。その方々のお仕事を見たり聞いたりしているうちに、子どもから大人まで人の役に立つ仕事は素敵だなと思い、志したことがきっかけです。
専門学校までは沖縄で生まれ育ったのですが、長期実習に行った際に整形外科と脳外科に興味を持ち、急性期から回復期、維持期・生活期まで全般的に診られるところで働きたいと思いました。大阪に専門的な当院があることを知り、見学に行って働きたいと思いました。地元を離れることになり、家族には心配されましたが、自分のやりたいことがあるならと背中を押してくれました。


入職してからは、入院、外来、デイケアとさまざま経験させていただきました。特にデイケアで働いていた時に利用者さんだけでなく、ご家族、ケアマネージャーとも関わり、みなさんの生活を直に見ることが増えました。どのような介護サービスを使うのか、どのような方向性で進めるかなど、一人ひとりしっかりと関わっていくことで、利用者さんの生活の中での目標を共有していけるため、モチベーション高く働くことができました。
そんな中、再骨折や病気の再発症のリスクへの予防対策など、予防事業にも関わりたいと思い介護予防推進リーダーの取得や、自治体の介護予防活動に関われたらという気持ちも生まれてきました。

今年から、後輩の教育にも関わるようになりました。初めての経験なので手探りではありますが、わからないことは一緒に調べる等、後輩が相談しやすい雰囲気でいれるよう心がけています。私が新人だった時もどの先輩方も丁寧に教えて下さり、自分にたくさんの時間を割いくれたので、出来る限りいただいた頂いた知識や技術を後輩や患者様に還元したいと思っています。

一緒に入職した同期は、ヨコの繋がりで仕事でもプライベートでも、仲が良く、刺激し合い、時には相談相手として、とても良いコミュニケーションが取れています。USJに行ったり、忘年会やお花見をしたり、時には一緒に勉強したりと、これからも一緒に支え合いたいと思っています。

理学療法士 高良さん

前の画面に戻る