先輩インタビュー

いつでも素直でいること、そして明るくいることを心がけており、不安を持った患者さんが安心して診察を受けられることが大切だと思うので、そのサポートができればと思っております。

高校の時に友人が医療系の学校に行くということを聞き、医療の事を調べていくうちに、自分も興味が出てきたため医療系の専門学校へ行きました。学校では医療の基礎の事を学び、秘書や医事、接遇などの資格も取得しました。2年生のときにいくつかの病院に見学に行き就職活動を行ったのですが、佐野記念病院に来た時に、人や雰囲気も含めて、一番病院内が明るく感じたため就職を希望しました。毎年クラークはおおむね1名の入職なので、看護師やリハビリの方たちは既に同期でグループになっていたので心細かったのですが、みなさんから声をかけていただいたことを覚えており、とても感謝しています。

 

クラークの仕事は主に、ブロック受付と医師事務補助の2つです。
ブロック受付では、患者さんの受付や案内を中心に行うのですが、診察の順番や検査の振り分けによっては待ち時間が多く発生する事があるので、今の外来診療の状況や医師の診療内容を把握し、できるだけ待たないように工夫しています。
医師の診察の際は、呼び込みやカルテの打ち込み、予約を取る業務など、医師のサポートを行います。看護師さんよりも医師と時間を共にするため、医師と息を合わせることが不可欠です。常に先を読み、診療内容によって求められることを予測して、サポートすることを心がけています。いつでも素直でいること、そして明るくいることを心がけており、不安を持った患者さんが安心して診察を受けられることが大切だと思うので、そのサポートができればと思っております。

 

私の場合はまずはブロック受付から教えていただき、患者さんの案内や病院のことなどを教えていただきました。その後3カ月程度で、医師の診察に付くこととなりました。自立するまでは先輩プリセプターについていただくので安心できますし、私を担当していただいた先輩は、私のために資料を作ってくれたり相談に乗ってくれたりと、とても気を配っていただいたのでスムーズに自立することができたと思います。
経験していくことで診療の流れが頭の中でつながっていくので、外来診療の流れを把握でき、医師との距離が近いこともあり、医療の知識をどんどん増やすことができます。
3年目になり後輩もでき、同じように新卒で入職して不安な時期もあると思うので、教育で自分にしていただいたことを恩返しのように後輩にしてあげられたらと思っています。

看護部 外来クラーク 嘉祥寺さん

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