先輩インタビュー

リハビリを重ねて独歩で歩けるようになった方がおられ、その方がご自宅に帰られることになった時は、関わることができてよかったと強く感じました。

僕は高校時代にサッカーをやっていた時に理学療法士の方と接点があり、その仕事に興味を持ち本格的に調べPTを志し、大学進学時に広島から大阪へ拠点を移し、本格的に理学療法を学びました。今は当院で仕事をしながら、4ヵ月に1回程度の間隔で定期的に実家には帰るようにしています。

学校での学びを通して整形の病院での勤務を希望するようになり、また当法人では急性期から回復期、生活期まで関わることができる当院を、選びました。入職してからは、外来担当、入院担当、老健と異動し、さまざまな病態の患者さんを経験できています。

また病院では訪問リハビリも行っており、私を含めて4名チームで、主に当院から退院された方や当院がかかりつけの方のご自宅でリハビリを行っています。老健も経験し、退所前訪問など元の生活に戻るための流れを経験したことで、治療だけでなくこれからの生活で必要になるADLや環境の提案もできるようになりました。病院の訪問リハビリは一定の機能向上を目標とするため、訪問リハビリを行った患者さんで機能改善され、継続したリハビリが必要なくなってリハ終了となった時は、PTとして嬉しさを感じます。

1~2年目のころは重い脳血管疾患の患者さんのリハビリに苦手意識がありました。装具を使った訓練やその方の症状によっては苦戦していたのですが、先輩方に教えていただきながら学ぶ機会を与えていただいたことで、今はもっと自分が機能改善したいという思いが強くなりました。以前、歩行器を使用して老健に入所され、リハビリを重ねて独歩で歩けるようになった方がおられ、その方がご自宅に帰られることになった時は、関わることができてよかったと強く感じました。

理学療法士 河原さん

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