先輩インタビュー

他職種との連携も意識し、医師とのカンファレンスや、リハビリ主任・相談員・介護主任などとミーティングも密に行っています。

栄公苑で働いて14年になりましたが、それまでは訪問看護の仕事をしていました。私が福祉で看護師を続ける理由は、病院では医師が中心の医療になるのと反対に、介護施設では「利用者さんが主役」になるという点です。さまざまな利用者さんがおり、さまざまな疾患を持っておられます。そのため、常勤医師の専門外の疾患の方や、夜間帯などの急変時は自分たちで対応しなければなりません。対応できるようになるためには自分達の知識を増やす必要があるため、さまざまな分野の研鑽を積む機会があります。

看護師は、3食の食事には必ず1名は見守りをし、利用者さんの摂食・嚥下の状態を見ます。また55名の利用者さんの薬の用意や、血糖測定など検査を行ったり、医師との業務や、時には介助やおむつ交換も行います。どの業務も利用者さんが安心して生活できるようにと心がけています。

私は休みの日も週1回のママさんバレーに参加しストイックな練習をし、充実した日々を過ごしています。また老健の医師は、佐野記念病院に入院されている方の様子も診ているため、病院からの入所の方も連携しやすい体制になっています。他職種との連携も意識し、医師とのカンファレンスや、月に1回のリハビリ主任・相談員・介護主任などとミーティングも密に行っています。入所者さんの在宅復帰・退所支援をスタッフ全員でサポートしているのが、「在宅復帰超強化型」である栄公苑の特徴です。

介護老人保健施設栄公苑(入所) 主任看護師 佐藤さん

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