先輩インタビュー

入院されていた担当の患者さんがご自宅に帰ることができた時は、関われたことに対して喜びを感じることも多いです。

現在9年目となり、作業療法士の中では真ん中あたりの年次となりました。
患者さんを診る中で、多職種が持つさまざまな情報を聞き出す・引き出すために、コミュニケーションは重要です。OTは病院の中でも、PTやSTなど他の職種とも患者さんの情報をやり取りすることが頻繁にあるので、横の繋がりの真ん中にある存在であるなと感じます。
入院患者さんのリハビリを進める中で、「OTが担当についていると安心感」があると言ってもらえるようにもなりました。セラピストとして、入院されていた担当の患者さんがご自宅に帰ることができた時は、関われたことに対して喜びを感じることも多いです。
当院の作業療法科は、比較的それぞれのスタッフの距離が近いと思います。女性の割合も多く、新入職時からコミュニケーションも取りやすいと感じていました。
この年齢になると、先輩と後輩、両方と話すことが多く、スタッフ間の橋渡しをすることが多いです。教える立場でもあり、支える立場にもなるため、自分に対して「しっかりしないと」という気持ちを持つようにしています。

後輩を教える場面では、“できる限り寄り添う”ようにしています。わかっていないまま年次が進んでしまうと、うまく育たないと思うので、後輩に聞かれた答えは詳しく教えてあげながら、チームの症例発表などで考える機会も持ってもらっています。
スタッフ同士の関係も良いからこそ、たくさん話して自分の持っている知識・技術をできるだけ伝えられたらと思っています。

リハビリテーション部(病院)作業療法士 濱中さん

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