先輩インタビュー

患者さんに対してもっとやってやろうという気持ちになるので、報告会や先輩のアドバイスがあることはとてもいい環境だと思います。

高校生の時に当時働いていた会社で、仕事中に指を骨折された方がハンドセラピーを受けているという話を聞き作業療法士の仕事の内容を知りました。会社にとっては欠員が出ることは大きい事であり、またそのような人にとっても職場復帰のサポートをしたいという思いにもなったのがきっかけでOTになりました。
就職説明会で部署を見学した時に、とても活力があり明るいところに魅力を感じ、入職を希望しました。自分としては手の外科に興味があり、入職した時の7月頃に初めて手の疾患の患者さんを担当しました。学校では手の外科はほぼ教えてもらうことはなく、今は一から書籍を読み、先輩に教えてもらいながら学ばせていただいています。手の外科チームは、月2回ほど手の外科専門医の先生との勉強会も開かれ、抄読会やカンファレンスを行っています。先生からは「患者さんの不安や心配を取り除くのもOTの仕事です」という言葉もあり、しっかりと“学ばないと”という意識が強まりました。またOTの事だけでなく、PTの仕事を知り、少しずつ興味の幅も広がっています。

 

入院患者さんの担当を持って、その方に行ったリハビリを経過報告会でフィードバックを先輩方からいただくのですが、1年目の自分にとってはまだまだできてないことがあり、先輩方から指摘をもらうことで、患者さんに対して、もっとできたのにと思うこともありました。しかしそれを励みに、もっとやってやろうという気持ちに毎回なるので、報告会や先輩のアドバイスがあることはとてもいい環境だと思います。
まもなく後輩ができますが、「話しかけやすい先輩」になりたいと思っています。実際に話しかけやすい先輩ばかりなので、その一員になれるように頑張りたいです。
そのために、「挨拶」をしっかり意識し、表情や声色を患者さんや周りの方にも親しみを持ってもらえるように心掛けています。

リハビリテーション部(病院)作業療法士 石田さん

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