先輩インタビュー

様々な分野の勉強したり資格を取ったりして自分の価値を上げ、スポーツなどの患者さんが来院したときにはセラピストに『自分にお願い!』と言っていただけるように成長したいと思っています

私は高校時代サッカーをしていたときに膝をけがしてしまいリハビリを受けることになり 理学療法士のリハビリとAT(アスレチックトレーナー)のリハビリを受けたことがきっかけでATという職業を知って目指すようになりました。

養成校である専門学校で求人を見ていて、自分の中で職業を見つめなおす機会となり、パーソナルトレーナーやスポーツジムよりも医療現場の方が合っているのではないかと思い見学に行きました。

当院でトレーナー職を募集するのは初めてだったのですが、見学の際にリハビリテーション部の副部長がこの病院で初めて募集するアスレチックトレーナーの価値と業務を1から作っていきたいとおっしゃっていたので、自分もATの役割作りに関わりたいと思い魅力を感じ入職しました。住んでいるところから距離があり通勤時間は1時間半ほどかかるのですが、それよりも自分のやりたいことが当院にはあると考えこちらで働いています。
 

今年で働いて2年目になり、担当している患者さんも増えてきました。午前中はリハビリの受付をしながら、PTの外来リハ後に運動指導に入らせて頂いています。PTのリハビリとの違いとしては、PTが手技や可動域、筋力 ATは運動、動作の指導といった感じでそれぞれの役割を分担しています。今は介護職など職場復帰を目指している方や、スキー等スポーツをされる方などを担当しています。

ご自宅に帰られても続けられるように運動指導のパンフレットを作ってお渡しして自宅でも筋トレをしていただくようにお伝えしています。わかりやすいように写真を入れたり、女性の患者さんだったら筋肉がつきすぎない運動メニューにアレンジしたり工夫して作成しています。

午後からは通所リハビリテーション施設で集団体操やマシンの補助などをして、個別の運動や自主練習のサポートをしています。

私自身がこの施設で初めて採用されたATなので、業務がまだ確立できていないところもありますが、他のリハビリスタッフに相談したり交流しながら進めています。

今後も様々な分野の勉強したり資格を取ったりして自分の価値を上げ、スポーツなどの患者さんが来院したときにはセラピストに「自分にお願い!」と言っていただけるように成長したいと思っています。
常に患者さんのために自分に何ができるのか、役に立ちたいという思いで毎日過ごしています。

リハビリテーション部トレーナー 福島さん

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