先輩インタビュー

老健での業務は、自分の視野を広げることができ、とても良い機会だと考えます

私が大学生の時期は、コロナがちょうど流行っていた為、十分に実習に行けなかったので医療の場に出て、雰囲気や治療内容に触れる機会がなかなかありませんでした。
そんな中でも、肩の治療に興味を持ち、ゼミで勉強や研究をした経緯もあり、その流れで肩の治療に力を入れている当院に興味を持って、就職を希望しました。

最初の1年間は実習も行っていないこともあり、患者さんに触れたり見たりする機会がなかったので、先輩方に比べると感覚をつかむのに時間がかかりました。リハ部の教育制度の中でのユニットグループで、症例報告でのフィードバックの機会を毎週いただいたり、同じユニットの先輩に聞きながらわからないところをクリアしたりする中で、徐々に知識や技術を得ることができました。教えてもらうときには、まずは自分の考えを伝えて、その中で先輩からどういう風に違うか、足りなかったことなどを教えてもらうようにしています。

3年目の現在は、半年~1年間業務ローテーションで老健に配属されており、病院とは違い、リハ時間が短いうえで退所後の自宅の環境の事を考えながら訓練を行う必要があります。そのため、短い訓練でどこまでできるかということが難しく感じています。また退所後の介護サービスの知識も得る必要があります。老健では入所されたすぐに入所者さんのご自宅を見に行くため、自宅での生活のイメージがしやすく、毎日のリハビリで退所後に安心して暮らしてもらえるよう考えながら訓練を行っています。老健での業務は、自分の視野を広げることができ、とても良い機会だと考えます。


自分は趣味が筋トレで体も大きいので、患者さんには威圧感を与えないように、やわらかい口調で接するよう心がけています。反対に、大きい体であることでリハビリの時には安心感があると思うので、それをうまく利用したいと思います。
現在は肩に興味があるのでリハ部の肩班に所属していますが、まだ脳外の患者さんをしっかりと診られてないので、これからいろんな患者さんを経験して、より良いリハビリを提供できるように頑張っていきたいと思います。

理学療法士 神倉さん

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