先輩インタビュー

まだ外来での経験は浅いですが、周りのスタッフみなさんとてもやさしく話しやすいため、やはり人が自分を支えてくれてるんだなと毎日実感しています。

私は、最初は違う病院でヘルパーとして働きながら、准看護師の免許を取得しました。病棟で働き経験を積んでいたのですが、さらに急性期の現場で働きたいという思いもあり、より知識や技術を学べると思い、当院で働くことを選びました。
准看護師として働く中で、リーダー業務や専門的な業務など、より責任のある仕事をして患者さんに接したいという気持ちが芽生え始め、正看護師の取得をしたいと上司に相談したところ、勤務の考慮やサポートを受ける事ができたため、働きながら正看護師の資格を取らせてもらうことになりました。
現場の業務をしながら准看護師から正看護師にステップアップすることは、私にとって頭の中で知識と実践がうまくつながる場面も多かったため、資格を取得しただけでなく、とても充実した学びとなりました。

 


看護師を目指した当初は、医療ドラマのように、ゆっくり優しい声掛けできれいなお仕事なのかなと思っていたのですが、急性期で働いていた時も、今の外来の業務も、実際の現場は患者さんの治療を最優先に考えて動くためスピード感と連携で、必死で動いていることが多いです。

 

今は外来看護師として働いていますが、病棟とは異なり患者さんはその日のうちに帰宅してしまうので、すべてその時に患者さんに伝える必要があります。そのため、事前に準備を行う必要があり、もれなくわかりやすく患者さんに伝える工夫をしています。
当院は救急受け入れも行っているため、外来の業務に慣れてくれば救急担当や当直にも入るようになります。事前に救急隊から患者さんの状況を聞き取り、処置セットや機器、着替えなど、さまざまなパターンを想定して到着までに準備(早くて10分の間に)をし、さらにイレギュラーにも対応できるよう心がまえをしています。どんな患者さんが運ばれてくるのか、どんな状態なのか、毎日不安が多いですが、緊張感を忘れないようにしています。
まだ外来での経験は浅いですが、周りのスタッフみなさんとてもやさしく話しやすいため、やはり人が自分を支えてくれてるんだなと毎日実感しています。
最近は医師に積極的に処置の事なども教えてもらう機会も作っていただき、外来看護師としてさらに活躍できるように学んでいきたいと思っています。

看護部 外来看護師 玉木さん

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