教育研修制度
教育テーマ
テーマ『主体性』自分で判断し行動する力
1年目 能動性・社会性・基礎力
2年目 実行力
3年目 多様性
1年目でガムシャラに動いてもがき苦しみ、2年目で落ち着いて動き、3年目で無知を知る 結局のところ如何に1年目で能動的に動けるようにするか 主体性無くして今後の成長はない!
プラン
【カリキュラム】
・今年度同様 座学・実技(講義スタッフと連携)
・院外の勉強会の提示(情報に強いスタッフと連携)
・ノルマ:全体症例発表(もしくは院外症例発表)を2~3回
【新人教育】
・2人の若手プリセプと新人で1つのユニット
・基礎力→講義と適宜臨床指導で
社会性→リハ部全体で
能動性→プリセプ管理→プリセプは新人が今すべきことを誘導して下さい
理想:報連相する姿勢あり→指導→実行&継続する努力あり
要対策:報連相に来ない、指摘に対して努力する姿勢がない
・新人の現状の把握→STEP UP表(後述)
毎月末の教育管理者―プリセプ会議で判定していく
【2~3年目教育】
・病院 プリセプ制度/福祉 ユニット制度
・プリセプ/ユニット長が個の能力を判断
理想:適宜報連相→指導→実行&継続
要対策:能動性に欠ける、極端に知識・技術不足
・現状の把握→病院―福祉 教育管理者会議で奇数月初めに進捗状況を
ユニット会議
〈毎月月末(水or土)ユニット会議(3単位)〉
~準備~
① 会議までに
・新人に【自己評価&目標シート】【経験値早見表】を記載させ、
ユニットミーティング(2単位)で振り返りをしておく
② 会議で進捗状況
・ミーティングや日頃を通して感じる新人の人間性/社会性/能動性
・ポジティブな点とネガティブな点
・STEP UP表を用いて進行状況のすり合わせ
・今後どう教育していくかプリセプができることなどアドバイス
症例発表
〈5~6月 A3レジュメ方式 初期評価と治療プランまででも可〉
~準備~
① ユニットで対象患者を見極めておく
② 症例発表参加者(主任~リーダー)に声をかけ日程調整&カレンダー記載
③ 新人には業務内 3単位×3 時間を与える
④ 発表当日は参加者2単位で
〈6~8月/1~3月 適宜、A4簡易レジュメ+電カル〉
~準備~
① ユニットで対象患者を見極めておく
② 関わりのあるスタッフに声をかけ日程調整&カレンダー記載
③ 新人には業務内 3単位の時間を与える
④ 発表当日は参加者2単位で
〈9~12月 全体症例発表 パワポ方式 入院~退院までの関わり〉
~準備~
① 概ねLv4に達していれば、難渋しそうな患者を振ってもらう
② 発表日を決定し、PTに報告
③ 新人には業務内 3単位×3の時間を与える
④ 発表は業務終了後に当日出勤者の前で実施
※2~3年目(院外症例発表未実施者)も適宜実施予定
1年目 |
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2~3年目 |
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4年目 |
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新人研修について
- 新人指導リーダー:分析シートを用いた各新人・指導者へのアセスメント、ユニット調整、ガイドライン作成・調整、相談役
- ユニット長管理者:各ユニットの進捗状況確認、指導方針や全体症例発表の日程の調整
- ユニット長:新人含めユニット内スタッフの進捗状況、難渋症例の選出、ユニット内での症例発表調整・相談役
- サポート:新人教育カリキュラム(座学・技術)、分析シートを用いた個人面談
- スタッフ:適宜症例発表参加、勉強会開催、難渋症例の相談など
ユニット制度 新人教育・業務効率向上システム
リハ部は新人教育システムとして
ユニット制度を実施していますユニット制度とは、「ユニット長・中堅・若手」3名以上のセラピストで構成した1つのグループで、日々の悩み、症例報告、業務などの問題解決を行う、相互性のある教育制度です。ユニット長は定期的に各ユニット内の教育の進捗状況を報告し合い、個別性のある指導方法を模索していきます。この制度によりプリセプター制度のデメリットである指導者と新人(若手)だけの空間や若手にのみ指導の目があたる環境を防ぎ、新人だけでなく指導者側も含めて技術・知識・社会性の向上を目指します。
教育プログラムの一環だけでなく
細かな業務も指導します
ユニットでは、教育目的以外に、業務効率も高めていきます。患者さんとのやり取りの基本や、気配り方法、話す目線なども指導します。そして、書類の記載方法、医師との連携方法、他部署・多施設スタッフとの連携方法も含まれます。新人教育マニュアル以外の業務中の効率的な工夫を、直に学び実務に取り入れていきます。 ユニット内では、業務効率を改善させる提案を新人だけでなく、2年目・3年目や中堅も交え構築します。効果的な提案あれば、部署内会議でも検討し、導入の可能性もあります。
各ユニット長は連携し
部署長・各役職者と情報共有しています
各ユニットの年長者は、他の年長者と定期的に会議を行い、連携しています。指導方法の工夫や進捗が乏しい場合の悩みなど出し合い、助言し合います。そして新たな策を各ユニットに落とし込みます。もちろん、部署役職者は常に全体を見守っています。 各ユニットの足並みがそろい、各セラピストの手技の平準化を目指します。
年間計画(1年目)
4~7月 回復期症例を通して業務や退院までの流れを把握する
1・2日 | 終日新人研修,院内オリエンテーション |
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免許取得まで | 物理療法、受付・療法士見学 他スタッフや施設見学等 |
仮免許取得後 | 軽症例 代診 |
免許取得後(5月) | 入院(回復期病棟)担当 定期的なユニット内カンファレンス |
7月頃~ | 全体症例検討会、急性期病棟見学 |
8~10月 最大単位取得、入院から退院までの一連の流れを把握する
8月頃~ 急性期病棟担当
9月頃~ 夜診経験・日曜出勤開始
10月頃~ 全体症例検討会
11月~ 理学療法プロセスを通した考え方、質の向上を図る
11月~ 状況に応じて重症度の高い症例の担当各分野の指導・伝達
- 期 間
- 4月~10月 適宜開催
- 内 容
- (1)業務内容・(2)疾患別基礎知識について、 各担当に割り振られた内容を予定日に実施。
(1)業務内容
内容 | 詳細 |
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業務規定 | 施設基準、主な疾患、保険の種類、単位、勤務形態、栄公グループの説明、役職や各スタッフの役割等 |
カルテ | 通常記載、メール使用方法、患者登録、実施登録、上限日、文書管理(FIM・SIAS・総合・目標管理・各C.C用紙)等。 |
機器管理 | ホットパックや超音波など物療の作り方・使用方法、血圧計、EMS、CPM、トレッドミル、tiltなどの使用方法、機器点検、3F倉庫、松葉杖など何がどこにあるか、貸出ノート |
必要業務(外来) | 物療(消炎)、運動指導、他部門との連携、青カード、目標設定(介護有無確認):文書管理と重複、予約、夜診予約、受け付け業務(午前・夜診)、コメント(リハ診用の疾患)、代診、リハ診等。 |
必要業務(急性期) | 術前・術後C.C、ope見学、Drとの連携、脳外C.C、回診、NCU、NST 装具に関して、ptネームプレート |
必要業務(回復期) | 3F回診、外出・外泊方法、入院期限、回復期CC、老健C.C、ENT前訪問について、家族・他部門との連絡、担当者会議、総合、イブニング、紹介状の作成方法、目標設定(外来と重複するが再度説明) |
必要業務(ルール) | 朝礼、各C.Cの曜日や時間帯、リハカードに関すること、代診表、出勤簿、希望休、超過勤務の付け方、カバー表、マグネットの移動、日直業務 |
リスク | 転倒・危険予測、バリアンス管理シート |
ADL FIM | FIMの付け方 |
地域連携 | 老健や介護保険サービスについて、訪問リハ、短時間通所リハ |
(2)疾患別基礎知識
社会性 | 当法人について、社会人として、専門職として |
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概論 | 理学療法概論、作業療法概論、言語聴覚概論、統合と解釈 |
基礎医学 | 組織の治癒過程、骨折、痛み、栄養 |
運動器 | 高齢者、介護保険について、退所・退院前訪問 |
脳外 | 脳画像、脳血管障害の急性期管理・筋緊張・歩行について |
病態 | 肩関節について、下肢opeについて、スポーツ疾患 |
福祉 | 高齢者について、福祉用具の特性、廃用症候群、訪問リハ |
評価・治療 | ROMの考え方、筋力トレーニング、FIM、当院で行っている術前評価、栄養評価、運動機能評価、触診、物理療法 |
その他 | 松葉杖指導、リスク管理、動作観察、入院から退院までの流れ |
年間スケジュール
- 4月
- 5月
- 6月
スケジュール
- 法人合同 新人研修
- 先輩の見学 ユニット制開始
- 法人 他部門見学
- 資格取得
- 担当開始:治療開始
- 患者担当者会議見学
- 小グループC.C開催
- 回復期病棟C.C見学
- 部内C.C開催 退院前訪問見学
- 先輩訓練 同行
福利厚生等
- 法人合同 新人歓迎会
- 部内イベント
- 部内新人歓迎会
- 貸出コテージ
- 7月
- 8月
- 9月
スケジュール
- 先輩セラピスト治療患者数の1/2を実施
- 夜診勤務開始
- 祝祭日勤務開始
福利厚生等
- 職員旅行
- 栄公まつり
- 夏季休暇
- ボウリング大会
- 部内イベント
- 10月
- 11月
- 12月
スケジュール
- 一般職と同様の業務内容
- 症例によっては先輩に訓練同行は継続
- 随時 C.C開催
福利厚生等
- リハ部 入職試験
- 栄公会グループ大忘年会
- 学会発表者の表彰
- 大掃除
- 1月
- 2月
- 3月
スケジュール
- 脳血管患者担当開始
- 次年度 新入受け入れ準備開始
- リハアワード発表
福利厚生等
- 正月(冬季休暇)
- 部内 新年会
- 年度末発表